Q1:名前、学年、血液型を答えたまえ!!          
                  ――あ、ついでに身長もな☆



「……なにこの上から目線の緩い質問…」
「透さんが書いたんじゃないんですか?」
「え?違うよ?朝起きたら机の上にこの紙が有ったからやってるだけだよ?」
「………」
びくっ!!
「おい!変態!現状を説明しろよ!!」
「こくこく」
「えー?コレ答えるんだよ〜」
「は…?」


ぴらりと美音に紙を渡す。


「………これやらなきゃダメか?」
「特にこの345問目なんて―…」
「ちょ、ちょっと待って!!いったいこの変な質問は何問有るんですか?」
「え?ざっと1368問だったかな?」
「「「……………」」」
「ま、1498問なんて直ぐ終わるって☆」
「さっきと数変わって無いか?」
「さっきはせんさんびゃ―」
「ま、ままっ!そんな細かい事気にしないでさっさと始めよう☆」
「「「はぁ〜…」」」
「じゃあ、まずは名前と学年言っとく?ウチは3年A組、蛯原透ね♪はい次♪」
「僕は大野晃汰、2年生だよ。」
「1年、中川美音」
「さ、さな―…真田瑛貴ですっ!!3学年です」
「よし!次は血液型と身長だね♪
 ――っと言うことでぐりーん君言ってみよう☆」
「………は?」
「こういうのは身長が1番小さい人から言うのがセオリーでしょ?だから――」
「テメッ…そんなセオリー聞いたこと―…」
ビート、駄々こねてないで早く言ってくれないかな?
                  ――さっさと終わらせたいんだよね
「………」
「………」
「……B型…………センチ……
「………」
「っ…!!――B型162cm!!……これで良いんだろ―…ぶつぶつぶつ……
「よくできました。偉い偉い」
「だぁぁぁっ!!!!頭を撫でるな!!子供扱いすんなっ!!!!」
「なでなでなで」
「変態、テンメッ!!どさくさに紛れてなにしやがるっ!!」
「なでなでなで」
「え、瑛貴さんまで―…」

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