ケセラセラ

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Photo by Sky Ruins : Designed by ringfinger


只今の時間10時半。

待ち合わせ時間は10時。

しかし相手は来ない。

連絡も無し。


「………」


腕時計の音が耳に響く。

普段なら気にならないこの音も今は気になる。


ちくたく


ちくたく


「遅い!」


時間は刻々と過ぎて居るのにまだ来る気配もい。


ちくたく


ちくたく


まさか事故にでも有った?!

そんな不安が頭に過ぎる。

でもその不安は直ぐに消え去る。

「しししっ!だ〜れだっ!」


後ろから目隠しをしてきたコイツが私の待ち人だから。


「ベル…」


「あったり〜」


おどけた様に言うベルに苛立ちを覚える。


「ベル、遅い!30分以上も待ったんだよ!遅れるならなんで連絡一本よこさないのよっ!」


「だって俺、王子だもん!」


「……他に何か言うことは?」


ニッコリと言う効果音が似合いそうな笑顔で言う。


「……だって俺お…」


「それはさっき聞いた」


なおも同じ台詞を言おうとするベルの言葉を満面の笑みつきで遮る。


「………」


「……だって…」


「………」


しばし沈黙が続く。


「………はぁ、しょうがないな〜…」


溜め息が出る。


「そう言う時は遅れてごめんなさいでしょ?」


「王子はそう簡単に謝らないんだ!」


「はいはい、そうですか。ほら、行こう」


話してても謝罪は聞けそうに無いから諦めて手を差し出す。



「……ごめん…」



手を繋ぎながらボソリと聞こえた謝罪の言葉。

ホントにこの王子様は素直じゃないんだから。

でもそこが可愛く見えてしまう私は相当この王子様に惚れてしまってるみたいだ。





...後日知った事だがこの日、ベルは待ち合わせ2時間前には家を出たのだが道に迷ったうえに携帯電話を忘れると言うオチで遅刻したとか。何処までも可愛いんだから。


+ベルフェーゴル+



+++++++++
えぇ〜っと、誰ですか、この人?←
なんかベルじゃない凹
………単行本一巻から読み直そ……
そしてリベンジだぁ!!




書いてほしいキャラなど居ましたらリク受けます(笑)
何か有りましたら此処にジャンルとキャラ名書いてぽちしちゃって下さいな♪
2009/01/27

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