ケセラセラ

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Photo by Sky Ruins : Designed by ringfinger


私だって技術畑出身っ!!

ミニモスカ1体直せ無くってどうよ!!

ミニモスカ…いやモスカ全般、触った事無いけど…

なんて言うかオチコボレの位置にいたけどっ…

技術者の名にかけて!!

ミニモスカを直してやるーーーっ!!!



「よし!!」



気合いを入れMy工具達を出す。

適当な工具を掴み、ミニモスカを殴ろうとした。





「
せぇぇーーーーのっ!!!!」





ぱし。





しかし聞こえて来たのは
ガッシャーンと言う音では無かった。

そして手には違和感。



「ん?」



不思議に思って上を向くとそこには技術畑で一緒だった2人がいた。



「セーフ…」


「危なかったー…」


「あ、正一にスパナ!よっ!」


「よっ!じゃないよ、何してるの!?」



挨拶する私の手から工具を取り上げて正一が言う。

スパナは慌ててミニモスカに近づき隅々まで確認している。



「、どうしたらミニモスカこんなになるの?」


「え?セーフじゃ無かったの!?」


「え!私まだ弄って無いよ!!」



びっくりする2人にびっくりする私。



「だって正一とスパナが私の邪魔したじゃん!!」


「邪魔って…」


「ウチと正一はがミニモスカ破壊しそうなのを止めただけ」


「うっ…」



スパナの一言に押し黙る。

そんな私を横目にスパナは正一だけに手伝ってと声を掛け修理し出す。



「スパナー…正一ー…私もてつだ…」


「「はそこで大人しくしてて!!」」


「………はい。」



近くにある丸太に座り2人の様子を見る。

しかし暇だ。

何かすること無いかな〜…と辺りを見回すとある物に気がつく。

スパナと正一に気づかれないようにその場を後にする。

そして2人が乗ってきたであろうキッチン付きの車に乗り込む。



「あ、有った有った♪」



探して居た物を見つけ準備してぐつぐつする。



「よし!出来た♪」



出来た物をトレーに乗せスパナと正一の所に行く。



「これくらいで良いかな?」


「そうだね、良い感じ」



すると丁度良くミニモスカの修理が終わった2人が顔を上げる。



「はい!お疲れ様♪」



そんな2人に持ってきたチョコを溶かして作った飲み物を渡す。



「ありがとう」


「おいしそうだね、でもチョコなんてどうしたの?」


「今日はバレンタインでしょ、だから!!」



私が胸を張ってそう言うと2人は納得した様で飲み始める。



「おいしい…」


「暖まるね」


「あれ?の分は?」



コクコク飲んでた2人は私の分が無いのに気がつく。

チョコの量的に2人分しか作れなかったのだけど…

バレンタインチョコだし、それを言う必要もない。

答えに困ってると…



「あ、もしかしてチョコが足りなかったとか!?」


「ぅ…」



的を得た答えに言葉が詰まる。



「ならウチの飲みかけあげる」


「え…?」



何故か飲みかけを強調して言うスパナ。

ぐいっと私の方にカップを差し出してくる。



「
あ!スパナ、抜け駆けはダメだよ…、僕の飲みかけあげるよ!」


「へ…?」



何かボソボソっと言うと正一まで何故か飲みかけを強調して言い…

カップを差し出してくる。



「ちょ!2人とも?!?!」



我先にと私にカップを渡してくる2人。

何故か目が笑ってないぃっ!!



「スパナ邪魔!!」


「正一こそ…」



しかも火花が散ってるし…



「まぁまぁ2人とも、お、落ち着いて!!」



このままじゃヤバい!!

そう思って2人を止めたが…

それがいけなかったらしい。



「じゃあ、どっちのを飲むかが決めて!」


「そうだね、それが良いね。」



そう言いじっとこちらを見る2人。

どっちと言えば良いのか.…

どっちと言っても平和解決は出来ない…

しかも後が怖そうだ。



「「どっち?!」」



そんな私の気持ちなんか知るよしもない2人は私に究極の選択をさせるのであった。




- スパナ&入江正一 END.2009/02/25 -




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