ケセラセラ

info main days kiss index
Photo by Sky Ruins : Designed by ringfinger
喉が渇いた私はお財布の中を確認し…

まだまだイケル☆と思い爽快にコンビニに乗り込んだ。

ジュースを選びレジに行くと店員のお姉さんが

バーコードリーダーを持って何かに耐えるように震えていた。



「どうしたんだろ?」



そう思った私は近づいてみるとそこには!!

千種が居るでは無いですか!!

店員のお姉さんは千種の頬に有るバーコードをピッしたくてしょうがないみたいだ。


さて、どうする?



お姉さんの手から機械を奪いピッする。


さり気なく千種を後ろから羽交い締め。


「あれ?千種…?」と話かける。















































































































































































































































































































































































































千種の後ろにそっと回り込みガバッと羽交い締めした。



「!?」


「今です!どうぞ、ピッしちゃって下さい!!」



驚いて固まる千種を更にぎゅっとしてお姉さん言う。



「え、あ、はい…!」




ピッ!!




突然現れた私に驚きつつも誘惑に勝てなかったのかお姉さんはすぐさまピッをする。


さて、結果は!?!?



0円


1000000000000000……円










































































































































































































































































































































































































































































































































































































































「
1000000000000000……円ーーーーっ!?!?!」



「うるさい」


「むもご…」



驚く私の口を塞ぐ千種。

そのまま買い物カゴを置いて外に出た。



「むーむー…ぷはぁ!!千種って高かったんだね!!」


「…………」



わくわく言う私を無言で見る千種。



「お金が無くなったら千種を売れば生きていけるね!!」



そんな千種にお構いなしに話続ける。



「、怒るよ」


「うっ…」



千種が本当に怒りそうだったので言葉を詰まらせる。



「千種待って!!」



そのまま何処かに行ってしまいそうな千種の腕を掴み止める。



「何?」


「あの…ごめんね…」



恐る恐る千種に謝る。



「………」



しかし千種は無言でこちらを見るだけ。



「怒ってる…?」


「別に」



そう言われたが千種の表情が変わらないため不安になる。



「………」


「はぁ〜…」



じぃ〜っと千種を見ていたらため息を吐き抱きしめられた。



「怒ってないからそんな泣きそうな顔しないで」


「泣かないもんー…」



そう言いながらも涙がポロポロ流れている。



「うぅー…」


「よしよし」



頭を撫でてくる千種。

暫く千種の胸で泣いたら気分がすっきりした。



「やっと泣き止んだ。じゃあ、行くよ」



そう言いながら手を引っ張り歩き出す千種。

ずいずい先に進むと目に入るのはバレンタインのPOP。

それを見て自分が何をしていたのか思い出す。

ごそごそとポケットを探ると用意したチョコを出しそっと中をのぞく。



「あっ…」



取り出したチョコはぐちゃりと潰れていた。

慌ててしまおうとするとその手を捕まれた。

千種に両手を捕まれる感じになり身動きが取れない。



「え…」


「それ、くれるんじゃないの?」


「………」



なんて言おうか迷っていると手に持ってたはずのチョコは消えていて手には自由が戻っていた。

ふと千種を見るといびつになったチョコをもぐもぐ食べている。



「あっ!!ダメだよ!!」


「大丈夫、おいしい」


「わっ…!」



慌ててチョコを取ろうとすると逆に腕を引っ張られる。



「ほら、おいしいでしょ」


「なぁ!!」



口には甘い味と柔らかい感触、みるみる内に顔は赤くなる。



「さ、帰ろう」



混乱している私の手を握り直して歩いていく。

私の意識が正常に戻ったのは黒曜ヘルシーランドに着きからかわれてからだったのは言うまでもない。




− 柿本千種 END.2009/02/23 −


















































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































「すいません、コレお借りします!」


「え?」



レジのお姉さんの持ってるバーコードリーダーを取り上げ千種の頬に当てようとした。




がッ!




「と、届かない…」


「はぁ〜…」



がっかりしている私の前で千種がため息を吐く。



「ほら、行くよ…」



いつの間にか会計を済ませた千種が私の手を引きコンビニを出た。



「むぅー」



ふてくされる私に千種は何かを手渡しきた。



「お、おしるこ……?!」



私が呟いて前を向くともう千種は居なかった。



「逆チョコならぬ逆おしるこ…?」




− NORMAL END 4.2009/02/23 −




Saku : http://keserasera.houkou-onchi.com/ : △Page Top